動作改善実例4 高校3年生 右投げ【改善期間1回(1時間)】

ビフォーアフター解説テキスト

【before(ビフォー)】

着地の際、グラブを三塁側方向に止めておかなければ開いてしまうという、まったくの逆効果な誤解があり、グラブを止めることで、「トップ」の背中側への寄りも甘く、完全な手投げになっていました。

【改善箇所】

「トップにある腕を、踏み出し脚股関節での骨盤の回転で振る」という、基本中の基本から覚えさせ、腕を「トップ」の位置で引き寄せている間に、グラブ側の体幹から回転動作を開始していくこと、それを効果的に導くグラブ側の腕の使い方、重心の落下を生かした軸脚主導のステップの仕方など、基本事項のすべてを順に指導。

【After(アフター)】

改善箇所のほとんどのことはできるようになり、「After」の後方からの映像でよくわかるとおり、上げた脚を下ろし始める前までに、軸脚がすでに傾いていることで、軸脚主導の勢いのあるステップ動作が実現しています。
また、右肩は、脚を上げた体勢から「トップ」までも、「トップ」から「リリース」までも、投球方向に対して直線的に進むということが非常に重要なポイントです。

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