Baseball Performanceで複数回指導を受けるメリット

野球の動作を理解し『基軸』を持つ大切さ

一度の指導でも十分な効果はありますが、本当に大切なことは、
選手自身が動作を理解し、やるべきことの基軸を持って『自立する』ことです。

長い野球人生を考えれば、調子がいいときもあれば、調子を崩してしまうときもあります。そのときに、動作に関して部分的なうわべの理解しかなければ、「どうして調子が悪いんだろう」と原因がわからないまま、「あの選手がこう言っていた」「チームのよく打つ選手はこんな感じだ」「コーチにこうしろと言われた」「チームメイトにこうなってると言われた」からと、表面的な『うわべの技術論』に振り回されて、長いスランプのトンネルから抜け出せなくなっていきます。

大切なことの本質を理解していれば、「今、何ができているから調子がいいんだ」「今、何が崩れたから調子が悪いんだ」と自分で気付くことができ、進むべき正しい方向から外れてしまうことがなくなるのです。 こうした動作の理解は、
レッスンと自宅での反復練習を繰り返し、自分自身の成長を自覚する中で、次第に育まれていきます。
それは、小学生の高学年くらいならば十分に可能で、実際に、プロ野球選手のフォームを評価したり、チームメイトにアドバイスしたりするようになります。

それは、自分の中に考え方の『基軸』ができたということで、もはや、親やコーチに一方的に「指導される」のではなく、自分のプレーを誰よりも見てきた親やコーチの眼を借りて、自分で考えながら周囲と共に歩んでいける段階といえます。効果的な身体の使い方を基準にして、自分のいいところ、自分に足りないところが分かり、最高のプレーヤーへの階段を登るには何ができるようになっていけばいいのかがはっきりと分かって、自ら『正しい努力』に没頭し、確実に自分の足で歩き始めるようになるのです。このような 『自立した心と態度』は、
プレーヤーとしてどこまでも上手くなっていける最も重要な部分です。

またこれは、本人にしてみれば、ただ野球が上手くなりたい一心で努力しているのですが、自然に『物事の本質を理解しようとする姿勢』と『本質を知り、正しい努力を繰り返せば、どんなことだって必ずできるようになる』という考え方が培われていきます。野球の上達に必要なことも、人生の歩き方に必要なことも『正しい理解』と『正しい努力』であり、その両方が揃って『自立』です。これは、真剣に何かに取り組まない限りは決して得られません。
野球を通じたその貴重な体験は、野球人生にとっても、それ以外の人生にとっても何事にも代え難い濃密な期間になるはずです。

どのくらい通えばいいのか?

BCSの野球動作のメカニズム理論に基づいた動作改善指導を受講された方からのコメントの一部を紹介します

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