バッティング動作の改善事例【動画】

まずは、指導前・指導後でのバッティングフォームを動画でご覧ください。

高校1年生 左打ち【改善期間1回(1時間)】
小学4年生 左打ち【改善期間1回(1時間)】

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バッティング動作改善指導(マンツーマン)

指導にあたって

バッティングに関する技術用語は、感覚やイメージを表現したものが特に多く、
誤解の塊のようなスイングをしている選手、チームがたくさんあります。

  • 「開き」と「回転」の区別がつかずに、肝心な回転が不十分なスイングをしている。
  • 「後ろに残す」の本当の意味が分からずに、軸脚上に体重を残したままスイングをしようとする。
  • 「ポイントを近く」というのは、なるべく長くボールを見極めて「振り出しを遅らせたい」だけなのに、
    本当にポイントを近くしようとして、全部流し打つような無理なスイングをする。
  • 「グリップから出す」といって腕だけを先に動かし完全な手打ちになる。

など、これらは氷山の一角で、バッティング動作の誤解、は数え上げたらきりがありません。

このようになってしまうのは、人間の身体がどう動くと、バットは空間的にどう進むかという、
『スイング軌道と動作の仕組みの関係』が分かっていないこと、それ以前に、バットスイングは腕でするものではなく、体幹の回転動作で引き出すものだという大原則を忘れてしまっていることのためです。

バッティングにとって最も大切なことは、バットがボールに向かってどう進み、どう捕らえるかというスイング軌道です。そのスイング軌道は、内外高低の違いによって振り方の根本を全く別物にするわけもなく、素振りで行うようなひとつの振り方がその選手の基準のスイングとなって、あとはコースに応じて身体の回し方を変えているだけです。

つまり、変化球に弱かったり、特定のコースに対して決まった傾向の問題が生じるのは、変化球の打ち方やそのコースの打ち方ができないのではなく、そもそも、ど真ん中のボールですら打ち損じる確率が高い振り方になっていることに原因があるのです。

これは、タイミングにしても同じです。詰まったり、引っ掛けたりすることが多ければ、タイミングを合わせるのが下手と思い勝ちですが、詰まりやすい、引っ掛けやすいスイング軌道になる身体の使い方をしているだけで、その原因となる身体の使い方は同じです。

ある程度のレベルまで野球を経験した者であれば、振り方をひと目見れば、その選手のバッティングの傾向は手に取るように分かります。ですから、基本となる振り方を正せば、必ず結果はついてくるのです。

Baseball Performanceでは、人間の身体がどう動くと、バットは空間的にどう進むかという、『スイング軌道と動作の仕組みの関係』に基づいて、まず基準となるスイング動作ひとつを徹底的につくり上げることにこだわります。

伸びのある少し早めの甘いストレートを、100回打てば100回とも打ち損じることなく芯で捕らえるスイング、身体の使い方の習得が根幹であり、その実現に限りなく近づいていけば、それはヘッドの下がりや遠回りなどがない無駄のないスイングが実現しているということなので、球種の変化にも崩されずに対応できる確率が上がります。そのひとつの基準のスイングがしっかりとできれば、あとはあらゆるコース、球種を打ち込んで、反応と慣れをつくるだけなのです。

そのために、そのスイングの実現に必要な身体の使い方とはどんなもので、現状、それができないのはどこに原因があり、何をすれば改善できるのかをすべて具体的に解説し、その場で改善を進めパフォーマンス向上を図っていきます。
結果、どこまでたどり着くかは、コーチの『引き出し』と選手の吸収力の真剣勝負です。

この『身体の仕組み』『動作の仕組み』に基づく『動作改善指導』の知識と指導力こそが、
他とは圧倒的なレベルの違いがあるBaseball Performanceの真骨頂です。

動作改善指導の流れ

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