ピッチング動作のメカニズム
投球動作におけるエネルギー伝達の仕組みは、大きく分けて
『並進運動』と『回転運動』という2つの運動によって成り立っています。
『並進運動』とは、
ステップ動作のことであり、それは投球方向へのエネルギーと運動の方向性を生み出す意味を持ちます。
『回転運動』とは、
着地後の体幹の回転のことであり、この回転が腕を振るための直接的な動力になります。
効果的な投球動作として身に着けるべきことを簡単に表現するならば、『並進運動』と『回転運動』それぞれの役割が最大限に果たされ、その力が腕の振りに余すことなく利用される身体の使い方ということになります。
野球の動作のメカニズム論【目次】