札幌市在住の小学5年生の父より

野球観が変わりました

札幌市の野球少年5年生

『野球観が180°変わりました・・・』。
とは言っても、私は一線で活躍した野球選手でもなければ、指導者でも何でもありません。小さい頃から、いわゆる”野球小僧”を自負していた、小学生の野球少年を持つ一人の父親としての貴重な体験として書かせて頂きます。

「もっと足を高く上げろ~」「腕を上からたたきつけろ!」「腕は肘から出すんだ、肘から!」
「もっと下半身を使ってほうれ!」「バットは上から下に向かって振るんだ~」「軸足で回れ!軸足で!」
「あ″~~~何度言ったら分かるんだ!!!」・・・。

こんな感じで野球を習ってきた私にとって、前田さんをはじめとするBCSのスタッフの方と出会ったことは、
私自身はもちろん、息子にとっても将来にわたって有益かつ貴重な体験であり、野球を続けていく息子にとっての指南書となるでしょう。

指南書といえば、昨今インターネット上には数多くの野球に関する情報があり、なかでも一般書籍の10倍以上もする価格で、e-bookと称される『野球上達書?』が販売されています。
かくなる私も、合計数万円をはたいて数種類のe-bookを購入させて頂きましたが。。。

DVDや解説書を見ながら、「なるほど、なるほど。こうすれば良いんだ。」「お~!これは目から鱗!」などと、新しい知識をどんどんため込んでは、息子に伝え、日々の練習に明け暮れました。しかし、彼のパフォーマンスは一向に良くなる気配がありません。。。私の理解が間違ってるのか?あるいは、教え方がまずいのか?自分はそれをイメージではなく動作で再現できるのか?こんな気持ちが沸きあがり、悩みはじめました。

BCSを知ったのは、たま~に思い出したかのように買った、ベースボールクリニックの連載記事でした。
記事を連載していたのが、阪神タイガースの藤川球児投手が大変身したあの年の一軍トレーニングコーチ
”前田 健”さんだということを知り、札幌にも定期的に来て指導しているということでしたので、それを期にBCSの門をたたき、お世話になるようになりました。

札幌市の野球少年5年生 投球フォーム

BCSの指導は、野球の動作そのものに必要な身体の使い方を教えてくれるものでした。昔から言われてきている、たとえば、腕がしなるように・・・、壁を作って・・・、下半身を使って・・・、
というようなイメージ的な要素を伴う指導ではなく、すべてにおいて具体的な関節の動きで説明し、それを実際に身体ができるように作ってしまいます。

また、問題がある動きを発見した場合、原因となっている関節の動きを説明し、すぐに改善してしまいます。
不思議なことに、なぜかできるようになってしまうのです。もちろん、その場で改善できない動作もありました。
その場合は、その動作に直結するストレッチやトレーニングも併せて教えて頂きました。

余談になりますが、BCSの代表である前田さんは、非常に”ものまね”が上手でした。
ものまねといっても、”芸人のコロッケ”がやるそれではなく、たとえばプロ野球選手や、
指導している人のピッチングフォームやバッティングフォーム、あるいは歩き方や走り方などです。
そこで、前田さんに「どうしてそんなに上手いのか?」と尋ねてみると、

その動作が、関節や体幹がどのような動きをすればそのようになるのかが、見た目ですぐに分かるということでした。私の息子の歩き方を真似たときは、そろって爆笑しました。(汗) あとから考えると、それって、この「野球動作のメカニズム理論」に直結した特技ではないのかと感じました。余談でした。。。

バッティングフォーム改善指導

指導中は、指導内容に聞き耳を立て、息子が目の前で変わっていくことに感動を覚え、思わず自分でもその動作をしてみると、なぜか目的の動きになっていることに気づき、さらに感動(笑)。重心の移動は移動方向へまっすぐということは、野球人なら誰しもが分かっていることですが、

重心の移動と一緒に、まさかのまさか○○まで直進していて、コントロールに関係しているとは、、、とか、
体幹の回転は下半身と連動していることは明白ですが、鋭い回転を引き出しているのは、実は○○だとか、、、
バッティングでのコースの打ち分け技術は、腕の使い方ではなく、○○の可動によって向上するとか、、、
私の野球観が180°変わりました。

私は野球の理論や上達方法を、様々な書籍やDVDから知識としてため込んでは、良いと思ったものをできるだけ忠実に再現し、息子に教えようとしてきました。それが正しいのか、そうではないのかの判断もできずにです。

BCSの質の高い理論と、それを再現させるための高い指導能力に触れ、実際に体験して驚く成長を遂げた現在、息子は自分で自分のビデオを見て指導内容を理解し、自分自身で反復練習を繰り返しています。
私の手から離れていった感じで、”お父さんの役目が終わった”ような少し寂しい気分ですが、実際、私自身が息子の質問に答えられなくなっていることを考えれば、凄い成長だと喜ばずにはいられません。

私自身の気持ちも、心の中に広がっていた、まるでマーラーの「湖畔の別荘」のような朝靄が、
一気に晴れ上がった気分です。

BCSの野球理論は、できれば子どもが所属するチームの指導者にも知っておいて欲しいと思うのは、私だけではないと感じます。最後になりますが、BCSの皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。<2010年1月>

今年行われた、第32回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会
  (平成22年8月6日~8月9日開催)で、優勝することができました!

お気軽にお問い合せください。

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